今日も例の青い電車を走らせた。まず、車両を大事にケースから出す。(線路はあらかじめ押入れに敷きっぱなしだった。)今更ながらだけれども、鉄道模型ってよく出来ているなぁ、としみじみ思う。実物の車両をそっくりそのままなぞったような感じで。
そして、編成ができたら走らせる。速さはジェットコースターにならないように、気持ちゆっくり目で。
単純な楕円形の線路を走る模型列車をただ眺めているだけども、模型の列車は色んな表情を見せてくれる。同じスピードでも、あるときは疾走しているように見えたりするし、逆にゆったりと走っているように見えるときもあったりする。丁度、自分のお気に入りの曲がそのときの気分によって速く聴こえたり、遅く聞こえたりするように。
今度は見る角度を変えてみる。上から見ると、高いたてものから眺めたように見えたり、
逆に、煽り気味から見ると、築堤の上を颯爽と列車が走っているように見えたりする。
今度は模型独特の見方になるけれども、直線から曲線に差し掛かるときの車両の独特な動きが面白かったり。
他にも、遠くを列車がガタンゴトンと走っているように見えたり、
あとは、大カーブを列車が去ってゆく絶景が見れたり。
そして、止めるときは急に止めるのではなく、実物通り徐々に減速していって・・・静かにピタッと。
みたいなことを、周りにどのような風景が広がっているか想像しながら楽しむ・・・。
遊び終わったら大事にケースに戻して、またね、みたいな。
今日も楽しかった。やっぱり鉄道模型は楽しい。
