つぼみ堂Bテンダー/下周りの整備

 前回(動輪磨き・集電シューの整備)から、その後もつぼみ堂のBテンダーのスタイルをどう弄ろうかと色々悩みました。しかし考えれば考えるほど、手の入れようのない、完璧に整ったスタイルです。結構打ちのめされてしまいました。ううん・・・。

 今日は下周りの組み立て・整備をしました。モーターは元々付属していた旧い縦型です。使われていたビスは真鍮製のマイナスネジだったのですが、手持ちの範囲でプラスネジへと交換しました。

 いざ線路に乗せて、通電。しかしショートします。おかしいところを探したのですが、原因は一箇所絶縁ワッシャーを入れ忘れたことでした。

 ファイバー紙のワッシャーを入れて改めて通電したところ、車体を少々揺らしながらも無事走りました。以前から、旧い縦型モーターの動きの実際の様子が気になっていたのですが、実際に見てみると独特なメカニカルさがあって面白かったです。

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 あと、やはり鉄道模型は走るのが楽しい。私も夢中になってしまいました。20往復くらい走らせたと思います。これはおそらく少なくとも半世紀前の製品ではありますが、その時代の人々と心のどこかで繋がれたような気がします。なんだか不思議な体験でした。

 次は上周りに取り掛かろうと思います。