では、ロッドの作り方の続きを・・・。昨日作った、2枚重ねの洋白板の2辺を仕上げたものにケガキをします。
ボール盤で孔を開けます。いきなり仕上がりの径で開けるのではなく、最初は小さい径から開けて、その後孔を拡大していきます。その途中で、孔の間隔をノギスでチェックします。もし孔の間隔が正確に出ていなかった場合は針ヤスリなどで修正し、その次の径のドリルで開けた後に再度ノギスで間隔を確認します。
ボーリングが終わりましたら、外形を削り出します。油壺の部分を板と繋げておくのがミソです。今回は、最初はロッドピン孔の隣に関節を入れる予定でしたが、途中でロッドピン孔と関節を兼る方式に変更しました。
最後に、油壺の部分を切り離します。フライパンで加熱して重なっている2枚を剥がし、表面を紙ヤスリ・スポンジヤスリで仕上げたら完成です。
今回はロッド孔の間隔の精度と、ロッドの中間部〜エンド部の仕上がりが少々雑になってしまいました。次回はもう少し丁寧にやろうと思います。
